病院へ行っても痛みの原因がわかなないとき、画像診断以外に他の検査で見つけることができるかもしれない。
痛みの原因を探る
強い痛みがあって 動かせない時、
病院では たいてい レントゲンを撮ります。
医師から
「レントゲンでは骨に 異常はありません。
とりあえず 痛み止めとシップを 出しておきましょう。」
と言われ、
そのまま帰ることが あると思います。
「骨折がなければ それで良かった」
と思う方は、 帰ってもいいでしょう。
考えられる原因を説明したり
他の診療科を紹介して くださる医師もいますが、
残念なことに そうでない医師もいます。
原因がわからず 不安な時は、
医師に質問と相談をしたほうがいいでしょう。
「骨に問題がなければ、 何が原因ですか? 」
「他に検査はありますか?
(たとえば超音波やMRIなど)」
…など。
画像診断で
「問題部位と痛む場所が同じ」
の場合は、
とりあえず 「ホッ」とするでしょう。
ただ、
「問題部位と痛む場所が 一致しない」
こともあります。
画像上問題があっても
そこに痛みが起こらないこともあるのです。
つまり画像診断は、
痛みの場所に 問題があるか・ないか、 そこで何が起こっているのか、
知るために必要なのです。
そして
客観的な資料としても 役に立ちます。
そして画像診断は、
セラピストにとっても
「考えられるいくつかの原因」を
消去法で絞っていく助けとなります。
しかしながら、
検査や数によっては
時間と費用もかかりますし、
いくら検査しても原因がわからない場合もあるでしょう。
そのような場合や、
「問題部位と痛む場所が 一致しない」場合でも、
我々セラピストは
画像以外の方法
(問診・視診・聴診・触診・ 姿勢・動作など)からも
原因を探っていきます。
病院受診をしていても そうでなくても、
困ったことがあれば
いつでも ここへいらしてください。