不調の原因が身体の歪みと関係していたなんて!!
人間は二本足で立ち、歩きます。
立っているときは直接地面とつながる部分は
足裏です。
その小さな面積だけで体を支え、
体の各部位と連携してバランスをとり、
転ばないように姿勢を保持したり、
動きをコントロールしていきます。
しかし
バランスをとって姿勢を保つだけでなく、
歪みのない姿勢は
脳脊髄液の流れが滞ることなく健康でいられるのです。
つまり
姿勢の歪みから脳脊髄液の流れが滞り
あらゆる部分で
痛みや不調が起こるのです。
脳脊髄液とは?
聞きなれない言葉で
初めて聞く方も多いかと思います。
頭蓋骨の中に脳があり、 脊椎の椎弓部分に脊髄が通ります。
脳と脊髄はつながっています。
互いに様々な情報を伝達しあって 体の機能を調整しています。
脳~脊髄は硬膜という膜で覆われて 脳の内部や脳と頭蓋骨のすき間、
脊髄で脳脊髄液が流れています。
脳脊髄液は、透明な液体で、 多少の衝撃から脳を守ります。
また 脳脊髄液が血液やリンパ液のように 循環することで
脳や脊髄に栄養を 与え、脳から老廃物を排泄させます。
つまり
脳脊髄液は、
脳や脊髄の働きを正常に保つ
重要な役割があるのです。
では、脳脊髄液の流れが滞ると どうなるの?
脳や脊髄に栄養が届かなくなったり
老廃物が排泄できなくなり、
脳や脊髄は 正常な働きができなくなります。
それにより、 次の症状が現れてきます。
①脳内を圧迫することになり、頭痛や吐き気がでます。
②自律神経の中枢は脳(視床下部)にあるため、
自律神経の働きが乱れます。
自律神経失調症になると、
動悸・息切れや不眠症、耳鳴り、低体温や手足などの 痺れといった症状があらわれ 体に様々な不調がみられてきます。
➂脊髄での流れも悪くなり、
筋肉が硬直しやすくなって 体の柔軟性が低下します。