汗をかくことは体に大切なこと。肌にうれしい意外な作用も!

汗をかくことは体温調整をするために大切です。あまり汗をかかない生活を送っていたり、加齢によっても汗腺の機能は低下します。
その『汗をかかない』は、一見大したことではないように感じる方もいるかもしれません。
しかし、汗をかかないということは、急激な体温上昇に対応できず、熱中症になる危険性があります。
なので、高齢者は熱中症になるリスクも高いのです。

そして汗の成分には、天然の保湿成分因子が潤いを維持する作用があるのです。
病原体から肌を守ったり、潤すことで健康な皮膚の状態を保つ作用があり、免疫機能の役割もあると考えてよいのです。

また、汗には良い汗と悪い汗があるんです!
良い汗は、ほとんど水分で、塩分は1%未満なので、汗をかいても蒸発しやすくサラッとしています。だから臭わないんです!^^
ところが悪い汗は、塩分が多いため、ベタベタして不快に感じたり汗臭くなりやすいのです。
そして、多くの塩分が失われるので、体力消耗しやすく疲れやすく夏バテしやすいです。
先ほども話したように、汗が蒸発しにくいため、体温が下がりにくくなり、熱中症のリスクが高まるのです。

汗腺を鍛えるためには、半身浴※やウォーキングなどをするとよいでしょう。
半身浴は汗腺を鍛えるだけでなく、血行が良くなるので冷え性や疲労回復にも効果があり、自律神経を調整してくれるので、睡眠障害がある方にも良いのです。

※半身浴のお湯の温度は、38~40℃、時間は20~30分。
 じんわりと汗をかいているなら、20分以下でも問題ありません。
 上半身が冷えないように、濡れタオルで保温しておくと、体の冷えを予防できます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です