椎間板ヘルニアで痛みと痺れがあっても、手術しないで改善する!?
「椎間板ヘルニア」を聞いたことがある方は多いと思います。
しかし、どんな状態を「ヘルニア」というのか、
知っている方はそう多くはないかもしれません。
椎体と椎体の間にあるのが椎間板(図では黄色い部分)↓です。
これは1個の椎骨と椎間板を真上から見た図です。↓
椎間板の中央には髄核があります。
椎間板の一部に長時間強い圧がかかったり、
腰の屈伸とひねりが同時に強く起こり反復されたりすると、
椎間板の中にある髄核が外へ出てしまいます。
それを「ヘルニア」といいます。
髄核が真後ろへ出ると脊髄を圧迫し、
左右どちらか後方へ出ると脊髄神経を圧迫します。
このヘルニアにより、
神経症状が出たり、
腰や下肢に痛みが出たり、
脊髄液の流れが滞って筋肉が硬くなったり・・・
様々な不調が出てきたりします。
ヘルニアを起こした状態や潰れた椎間板・変性した椎間板は
体重の圧が均等にかからなくなってきます。
脊椎の歪みを整えることで、
椎間板が潤ってきて、
徐々に元の厚みに戻ってきます。
すると、体重の圧も均等になってきます。
また、髄核は元の位置に戻りやすくもなります。
ただし、
変性が強い椎間板やすり減ってしまった椎間板の場合は、
完全に元の厚みに戻すことが難しい場合もあります。
それでも、
椎間板が潰れたままでは、
ヘルニアも症状も
ますます悪化していきます。
ヘルニアや症状を
軽減~改善するには、
硬くなった靭帯や筋肉と
脊椎の歪みを整えることが
非常に大切です。